たまたま、Netflixで見つけた韓国ドラマ『生まれ変わってもよろしく』ですが、
よくあるハートフルなラブストーリーだったのは3話までで、4話から最終回まで、急にシリアスな展開に!
切なく、そして悲しい展開で、続きが気になって仕方なくなり、最終回まで一気見した感想と、
前世1回目の重要な橋のロケ地が気になったので、調べてみました!
『生まれ変わってもよろしく』最終回までの感想
Netflixオリジナル韓国ドラマ『生まれ変わってもよろしく』を先ほど、最終回まで見た感想を一言で語ると、ハッピーエンドではあるんだけれど、なんとも言えない余韻の残る、モヤっとしたラブストーリーで不思議な感覚になりました。
『生まれ変わってもよろしく』あらすじネタバレあり|3話までの感想はこちら
転生に終わりは来るのか?ミンギがイマイチ不完全燃焼気味に…
『生まれ変わってもよろしく』の話の中で、断片的に登場する前世のシーン。
個人的には前世のシーンが結構好きだったんですが、それにしてもミンギの存在がイマイチ不完全燃焼気味なんですよね。
登場から怪しげな雰囲気を醸し出してたので、絶対、ジウムの恋人とか、何かしら鍵を握ってる人だとは思ってましたが、ドラマが展開するにつれて、ポジションが不明瞭な感じに。
前世1回目に何があったのかを思い出すことで、転生に終わりが来ることをミンギに教えてもらってから、ジウムは前世と向き合うのですが、
「前世で縁のある人と会え!」と何度も言われてただけに、物凄い展開を期待してたのですが、前世1回目の記憶が全て出揃ってみると、転生が始まったきっかけが期待してたものとは違い「え…それだけ…?」というアッサリしすぎていて
視聴率が悪すぎて、途中打ち切りが決まって台本削られたのかな…と思うようなお粗末な展開に。
ジウムの1回目の前世は、ミンギへの憎しみから始まったのは分かるものの、
- なぜ転生の呪いが本人に降りかかるのか?
- なぜ19回目になるまでミンギと人生タームが重なるときがなかったのか?
- ソハとジウムは前世でそこまで深い関わりがなかったんじゃ…?
- なぜ18回目から突然恋愛モードに入ったのか?
- ミンギはまだ転生が終わらない様子なのに、なぜ転生が終わる方法を知っていたのか?
など、モヤっとポイントが複数あり、伏線を回収しきれてない感は否めませんでした(汗)
ただ、断片的に見せられていた前世の話がやっと最終話で分かったので、少しだけスッキリできました(笑)
ジウムとソハの関係が胸キュンながらも、モヤっとする
主人公ジウムのアタックが身を結び、やっとソハと両思いになって付き合うまでのキュンキュンな場面は、
「はぁ〜!モヤっとするけど、こんな恋愛してみたい!」
という感覚になれるんですが、そこまでのやり取りが長いんですよね。
良く捉えるのであれば、『繰り返される転生を終わらせる』という軸があるので、メインストーリーは分かりやすいし、
ジウムも、ソハも、可愛く見えるシーンが満載でキュンとはできるんですが、
ソハが抱える過去の事故のトラウマや、ジウムの前世の記憶が交差して、
「そろそろ付き合っても良いんじゃないか?」と思ってしまうほど、見ててもどかしすぎる!!
ジウムの可愛くもありかっこいいシーンはたくさん見れたけど、
ソハは、犬系男子とか、奥手男子の攻略ドラマを見てるかのようで、もう少しかっこいい場面が欲しかったなと少し物足りなさを感じてしまいました。
全体的に見ると、『生まれ変わってもよろしく』は、ジウム役のシンヘソンの演技力だけで乗り切った感がありますね。
ラストも、記憶がなくなるなんて、住んでた家はどうするの!?と、余計な心配もしたのですが
ジウンの記憶から、ソハの記憶がなくなっても、過去のやり取りと同じセリフでアタックする姿は
結構キュンとしました♡
ハ秘書と、チョンファの恋愛の方がドキドキ
ラブストーリーという観点では、私がキュンとしたのは、ハ秘書と、チョンファの恋愛模様。
身分の違いもあって、好きだけど、付き合えない…けど、お互い気になって仕方ない!というシーンが何度も出てくるので
「うまく行ってほしい」という感情移入がしやすくて、クールなハ秘書が、だんだんとチョンファへの態度が愛おしさに変わるところが、胸キュンで、私はジウンとソハの恋愛模様よりもキュンキュンしました。
『生まれ変わってもよろしく』前世で火花が散る橋のロケ地はどこ?
前世1回目で、ジウンとソハが見つめ合うシーンで登場する、花火の降る橋が幻想的だったので
ロケ地はどこなんだろう?と調べてみたところ、韓半島南東部・慶尚南道(キョンサンナムド)咸安(ハマン)にある朝鮮時代の亭子(東屋)・無尽亭(ムジンジョン)という場所がロケ地でした!
ドラマのシーンにもあった、綺麗な火花が散るシーンは、朝鮮時代から続いている『落火ノリ』韓国の民俗行事だそう。
毎年、釈迦誕生日(旧暦4月8日)に咸安落火ノリ(動画はこちら)がこの無尽亭で開催されていて、韓紙(ハンジ)で作った袋の中に、松や桑など着火しやすい木の枝で作った炭を入れ、川縁の絶壁や水面の上に張った縄にこの韓紙の袋を沢山くくりつけ、松明(タイマツ)で次々と火をつけるそうです。
ドラマのシーンは映像加工をしてるのかな?と思っていましたが、実際に見たら、もっと幻想的なのかなと思うと、行ってみたくなりますよね!
まとめ
『生まれ変わってもよろしく』は全12話と、韓国ドラマにしては話数が少ないため、若干、話の伏線が回収しきれてなかったり、無理やり繋げた感じのあるモヤっとした余韻は残るものの、転生の謎も、事件の黒幕も、恋愛も解決できてハッピーエンドでした!
気軽に韓国ドラマを楽しみたい方には、おすすめかなと思います^^